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立夏

現在の二十四節気は「立夏」です。

       「夏の立つがゆえ也」
                       :暦便覧

去る五月二日が、立春から数えて「八十八夜」、本日は「立夏」です。

「惜春(せきしゅん)のみぎり」,「薫風(くんぷう)のみぎり」等が
この皐月の手紙の季語として使われます。

挨拶する上での言葉あそびとして、風情のある言葉ですね。
口語調の「風薫る五月」とするとよく耳にいたします。

さて、この五月と八月の年に二回、伊勢神宮内宮内の
風の神を祭る別宮「風日祈宮」にて風雨の害なく作物が育つようにと、
来る五月十四日「風日祈祭(かざひのみさい)」が執り行われます。

またこの祈念祭にちなんだ「風の市」が伊勢の門前町のおかげ横丁にて
5月14日(土)〜5月22日(日)開かれるそうです。

今年の電力不足が懸念される夏に向け、日本人の暮らしの知恵として
つくられた「風をたのしむ」ものをみつけて、電気頼りの日本の夏を
もう一度、見つめ直すいい機会になるかもしれません。

ぜひおでかけください。

穀雨 +〈特別企画〉

現在の二十四節気は「穀雨」です。

      「春雨降りて百穀を生化すれば也
                         :暦便覧

百穀=(様々な穀物)を育てる土壌を春雨が潤し、生長を助けるという時期になります。

桜も散り4月の半ばという頃にも関わらず、こちら伊勢でも、
ここ二、三日まだ暖房が欠かせない程、肌寒い日が続いております。
「春」というよりもこれから寒くなってゆく秋口のような気配です。

そんな天候がまだ安定しない時期ではありますが、
数日前の小春日和が続いた頃から、ちらほらと田植えの光景を見かけるようになりました。
今年も変わらず始まったかと、今年は尚さら感慨深くさえ感じます。

伊勢は平野が広がり、宮川という奇麗な水資源もあることから、稲作も盛んに行われております。

この稲作文化と神事の関係は言うに及びませんが、


【特別企画】    問題:神社数が一番多い都道府県はどこか?


回答をtwitter @isemiya_にて4月30日まで受付し、
正解者の中から抽選で10名様に
【伊勢宮の盛塩】『盛塩 固め器 擬宝珠型 小 盛り塩皿セット』
無料にてご提供させて頂きます。

@isemiya_を前につけて、答えをツイートしてみて下さい。

当選者様へは、5月上旬にこちらからtwitter上でご返信致します。

盛塩固め器の商品詳細はこちらです。
http://www.isemiya.com/products/list.php?category_id=129

 
少しでも明るい話題がご提供できればと、
つまらないものですが、急遽企画いたしました。

お気軽にご参加いただければ幸いです。
皆様のご参加お待ちしております。

清明

現在の二十四節気は「清明」です。

万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり也
                           :暦便覧

清明」は「瞭」の略といわれております。

先の春分の頃より、文字通り、日に日に明るさが増し、
清らかで、すがすがしい日が、徐々に増えてきました。

街を走っていますと、突然、あざやかな桜色が目に飛びこんできて
しばし、時を忘れてしまいそうになります。

伊勢神宮周辺の五十鈴川ほとり、宮川周辺の桜も、開花しはじめ、
満開まで、もうあと少しといったところです。

幾度かの、窮地から復興できたのも日本人の精神性もさることながら、
この日本の美しく表情豊かな自然に助けられてもいるのでしょうね。

生命の尊さ、儚さを、より感じさせてくれる桜が、
今年はより一層強く見える。

がんばろう、日本。
  

春分

現在の二十四節気は「春分」です。

      「日天の中を行て昼夜等分の時也」
                         :暦便覧

平成二十三年三月十一日、この日が忘れられない日となり、
この度の春分は今までで一番悲しく切ない春分となりました。

この頃から昼と夜がほぼ同時間となり、停電による暗く長い夜も、
日に日に昼間の時間が長くなってくるようです。

しかし、暑さ寒さも彼岸までといわれ、今、被災地に一番届けたいものが暖かい春であるにもかかわらず、今年の天候は余りにも酷と言わざるを得ない、寒さが身にしみる春分であります。

そんな被災者の方に対しまして、お悔やみ、お見舞い申し上げることは
心からの悲しみを歯をくいしばって発する言葉ではあるのでしょうが、
この現実を受け止め切れない悔しい気持ちを表現する言葉が他にない
ものかと、もどかしく、歯がゆい気持ちでいっぱいです。

非力ではございますが、私共にできることでお手伝いさせていただき、
一日でも早く一人でも多くの方の穏やかな暮らしが戻ってくることを
心よりお祈り申し上げます。

被災地の方の本当の意味での「春」が早くやってきますように。

啓蟄

現在の節気は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。

 「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ずれば也」

                          :暦便覧

六日より、第三の節気である「啓蟄」に入りました。
「啓」はひらく、「蟄」は、虫などの生物が冬籠りすることで、
冬眠からあけ、活動がはじまるというわけです。

この節は、まさに『兆し』。


寒かった長い冬から春の兆しとして目にあらわれてくる時期ですね。

『兆し』という言葉は個人的にも好きなことばで、あたらしい何かが、
始まる予感、気配。

この節から次の春分に向け、年度末から、新年度を迎える準備期です。
当店のお客様もあらたな新生活を迎える方からのご注文を多く頂いており、日々慌ただしくさせていただいております。

日本の文化はまさに節目を大事した文化です。
その為、多くの節目、節目がありますが、自分なりの節目を決め、そこからあらたな「兆し」を掴んでいただければ、今より少し稔りある生活になるのではないでしょうか。

その兆しを自分にもなぞらえ、今後の励みにしていく所存です。
忙しさにかまけ頻度が落ちてるブログやツイッターを「停滞の兆し」と言われないよう、時間を上手く使っていかなくてはいけませんね。

それでは、みなさまのあたらしい兆しが、よい兆しとなりますように。
  

雨水

本日は二十四節気の「雨水」です。

   「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」

                        :暦便覧

“七十二候”という二十四節気をさらに3つに分けた表し方があります。
その「立春」の末候は、『魚上氷』(割れた氷の間から魚が飛び出る)

この言葉に重なるかのように、
「雨水」は、西洋占星術『 うお座(双魚宮)』の始まりでもあります。

「立春」という花形の陰に隠れた「雨水」と、
       とくに明るい星もなく、神話自体も曖昧な「魚座」。

どちらも滋味な存在ですが、このふたつが “水の関係” でつながっていることだけでも覚えてもらえれば、幸いに思います。
(そうお伝えしたくなるのも僭越ながら私の誕生期でもあるからです)

先日の日本列島を覆った大雪によって、通常、雪がないこの地域でも
この暦の「雪は雨になり、積もった氷雪も水になる」という感覚を、
にわかにではありますが得ることができました。

二十四節気は、現在の日本の季節とは若干づれがあることもあって、
「立春といえども、」というように、その“づれ”を強調するような挨拶が例年されますが、今年は偶然にも天候が、暦に合わせてくれているようで、毎節楽しみにしております。

この節は西洋占星術まで持ち出して若干、贔屓目の節になりましたが、
この期に息吹く、新たな若芽を育て、この一年を私自身、成長させていければと思っております。
  

立春

本日は二十四節気の「立春」です。

       「春の気立つをもって也」
                     :暦便覧
はじまりです。

昨日の節分は、みなさまはどのように過ごされたでしょうか。
節分に限らず、思ひ思ひの日本の伝統行事を、これからも楽しんでいただけたらと思います。

今年の立春は、「新年立春」で旧暦の一月二日になりますね。
この春という暦通り、こんなにあたたかな立春は本当に珍しいです。


さて、お正月に今年の新たな決意をしてからひと月が、経ちました。

きっと今、その決意が緩んでしまった方が多いのではないでしょうか。
何を隠そう、私もそのひとりであるからです。

この立春を新たなはじまりとして、再スタートをきるならまだ間に合いそうな気もしますよね。

その点でも、節目が十二ヶ月の倍である二十四節気では、その節気の自然の移り変わりを見つめるだけでなく、自分自身を見つめ直すのにも、役に立つものと言えるかもしれません。

今年のはじめに、新春企画としてご提案させていただいた
『まずは「毎月1日」に盛り塩をするという習慣』 を、はじめていただく方が、ここのところ増えてきており、その方なりに「1日と15日」にするなど、楽しんで実践なさっていただいて、たいへん喜ばしいことであります。

こういった日頃の決まり事、ルーティンワークの大切さは、伊勢神宮をはじめとする神道の基本となるもので、だらだらしてしまいがちな日常にリズムをもたらしてくれます。

何かひとつでも今年できた達成感を掴むと、次の年にも活かされます。

私自身も、「今年の暮れに後悔だけはしないという」目標だけは、
もう一度立てた方が良いかもしれません。
  

大寒

本日は二十四節気の「大寒」です。

「冷ゆることの至りて甚だしきとなればなり」
                     :暦便覧

「大寒」は二十四節気の最終節でもあり、寒さが最も厳しい時季です。
「小寒」では「寒の入り」とあらわしますが、
この「大寒」は最も寒い一日だけ指し、本日がそれにあたります。

近年、暖冬が続いたせいもあってか、今年は身をもって「寒を感じる」年になっております。

この時季の最後には「立春」を迎える前日の「節分」があります。
季節を分ける節目であり、「立春」を一年のはじまりとする二十四節気での大晦日といったところでしょうか。

予報では今月末にまた新たな寒波がやってくるそうですが、この寒波を乗り切って縁起よく、明るい「立春」を迎えたいものですね。


小寒

本日から二十四節気の「小寒」になりますね。

「冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故、益々冷ゆるなり」 
                           :暦便覧

伊勢でも前節の「冬至」あたりから急に、冷え込んでまいりましたが、
これからが、本格的な「寒の入り」。
ますます冷え込みが厳しくなってまいります。その反面、身体の方も
寒さへの耐性といいますか、少しは慣れてくる頃でしょうか。

このブログで二十四節気を節目毎に、一言でも綴っていくつもりです。
この節で「冬至」につづきまだ2回目ですが、
人間というのは単純なもので、暦の数字だけを追いかけているよりも、
二十四節気をより意識した方が心に余裕ができる。

この寒ささえも、寒さ故の旬のものを頂いたり、感じたりと、まさに
自然とともに生きる、先人の暮らしの手帖といったところでしょうか。
明日は1月7日で、五節句では「人日の節句」(七草の節句)となり、
一般的に「七草粥」をいただく日となっています。

この一年はどっぷりと、先人の知恵につかってみようかと思います。

冬至

本日は二十四節気の「冬至」になりますね。

その二十四節気を解説したサイトも検索しますと沢山ありますが、
その中でも、非常にお薦めのサイトがありますので、
今日はそちらを紹介したいと思います。

「暮らし」「暦」「言葉」を非常に美しくデザインされており、
日本の伝統的な言葉の響きや、自然の美しさなど、
まさに古き良き日本の暮らしを再認識できるサイトになってます。

何かと忙しい節季に一息ついてみるのもいいかもしれません。

『日本の暮らし二十四節気めぐり「言の葉草」』
:2008年度グッドデザイン賞受賞。
:2009年13th Annual Webby Awards Official Honore受賞等々。