「笑門」「千客萬来」


「笑門」の由縁は、よく耳にする「笑う門には福来る」という説と、
「蘇民将来子孫家門」の略で「将門」とすると、平将門を想起するため「笑門」とした、という説があります。また、この二説があわさったのかもしれません。どちらが正しいかという議論ではなく、一歩進んだ楽しみ方をして頂ければと思います。


「千客萬来」これは読んで字の如く「千」「萬」と入れ替わり立ち替わり多くの客が訪れることを指します。来客の多い賑やかなお家や、店などが繁盛したりするようにと願います。伊勢では「商売繁盛」という門符はあまり見かけません。「商売繁盛」と声高に謳ったものよりも、「千客萬来」の方が品が良い気がするのと、こちらでは一年中飾っておくこともその要因かもしれません。

「笑門」「千客萬来」の完成したしめ縄は、▶こちら