【神棚】本欅(けやき)屋根違い三社 御簾付


本欅(けやき) 屋根違三社 金・中 御簾付
 

重厚で味わい深い無垢の欅で仕上げてございます。
上品な御簾(みす)もお付けし、扉も華やかな金具仕様。


どうか、ご愛着の湧く、品のあるお祀りをご検討くださいませ。

  

詳しくはこちらをご覧ください。
>> http://www.isemiya.com/products/detail.php?product_id=60

【稲荷神一式】木曾桧 神明一社 + 神具豪華七点組



『稲荷神一式』木曾桧 神明一社 + 神具豪華七点セット


お祀りが栄える、上品な神具七点組をセットにしました。
ご愛着の湧く、品のあるお祀りをご検討くださいませ。


詳しくはこちらをご覧ください。
>> http://www.isemiya.com/products/detail.php?product_id=474

【神棚】神明一社 木曾桧(きそひのき)


『神明一社 木曾桧』
 

ひとつひとつ丁寧に仕上げてございます。
ご愛着の湧く、品のあるお祀りをご検討くださいませ。

  

詳しくはこちらをご覧ください。
>> http://www.isemiya.com/products/list.php?category_id=184

【神棚】箱宮三社 吊り灯籠仕様 ガラス戸 


『箱宮三社 吊り灯籠仕様 ガラス戸
 

朝夕に、あたたかみのある「あかり」でお参りください。
  

詳しくはこちらをご覧ください。
>> http://www.isemiya.com/products/detail.php?product_id=61

【神棚】木曾桧(きそひのき)の神棚



『木曾桧(きそひのき)の神棚』
 

伊勢神宮で用いられる高級な材、木曾桧。

より多くのご家庭などでお祀りいただけるよう、
手間は惜しまず、価格を抑えてご用意いたしました。


多くのお客様よりお礼のおことばをいただいております。

 
木曾桧(きそひのき)の神棚 商品一覧は、こちらをご覧ください。
>> http://www.isemiya.com/products/list.php?category_id=188

【神棚】本欅(けやき)の神棚



『総本欅(けやき)の神棚』
 

重厚な無垢のけやきを惜し気なく使用し、匠の繊細な技術により、
組み上げました。

ぜひ、本欅の神棚をご堪能ください。

 
本欅(けやき)の商品一覧は、こちらをご覧ください。
>> http://www.isemiya.com/products/list.php?category_id=191

【神具】神棚神具一式セット



お祀りをより品よく、丁寧なお祀りに。『神棚・神具一式セット』
 

木曾桧製の御膳付き。
陶器も信頼の国産品。
  
 
その他の神具セットなど 詳しくはこちらをご覧ください。
>> http://www.isemiya.com/products/list.php?category_id=80

『一個人』神道入門特集 誌面お取り寄せ 掲載品

【神棚】極上茅葺屋根違三社 木曾桧

  

当店が誇る最上品、『極上茅葺屋根違い三社』
 

伊勢の伝統の茅葺き(かやぶき)屋根。
全幅八十八cmの迫力あるサイズは、他にはない存在感。
  
 
詳しくはこちらをご覧ください。
>> http://www.isemiya.com/products/detail.php?product_id=104

“お伊勢さんのしめ縄” 予約受付開始のお知らせ。

 


今年も早いもので、このお知らせをする時期がやってきました。


例年、売切必至の『お伊勢さんのしめ縄』の予約がはじまりました。


予約開始はいつですか? というご質問も多くいただいておりまして、
本日 9月29日(来る福)にちなみまして、ご予約受付を開始します。


伊勢のしめ縄は、年末に新年を迎えるにあたり各ご家庭の玄関先に
お飾りし、そのまま一年間ずっと飾っておきます。
伊勢ではそれが当然のこととして、各ご家庭の必需品となっております。


その風習が、徐々に全国に伝播し、伊勢と同様にお祀りいただく方が、
増え、大変人気が高い商品となりました。


予定数量に達し次第、ご予約を締切らせて頂く可能性もございます。 


まだまだ年末のご用意というのは、遠い話しのようですが、
数に限りがございますので、お早めのご予約をおススメいたします。


≪お伊勢さんのしめ縄の詳しい内容はこちら≫
>> http://www.isemiya.com/products/list.php?category_id=11

雑誌『一個人』掲載のお知らせ。


9月26日発売号『一個人』「神道入門」特集 

誌面通販「神道・縁起物 お取り寄せ品」として掲載依頼を頂き、
僭越ながら協力させていただきました。
 
特集は、読み応えのある充実した内容で、保存版としてもお勧めです。
お近くの書店・コンビニなどでご購入いただけます。


『神棚・神具一式セット』を提供させていただきました。

※ 同じく誌面にあります量販向の神棚は当店のものではございません。



『護法念珠・護法紐』を提供させていただきました。

 こちらの誌面にあります品は、全て当店で取扱しております。



『特選誌面プレゼント』企画 にも採用していただきました。

※ 同じく誌面にありますシルクレ作品は当店のものではございません。


KKベストセラーズ 様 『一個人』はこちら
>> http://www.ikkojin.net/magazine/monthly/

伊勢宮ポイント制度導入のお知らせ。

この度、伊勢宮 無料会員様向けに、当店でお買い物いただく毎に、
ポイントが加算される『ポイント制度』を導入いたしました。

1pt(ポイント)1円として、当店でご利用いただけるだけでなく、
ポイントに応じ、全国でご利用可能なギフト券への交換も可能です。

会員様はもとより、新規でのご購入検討中のお客様も無料会員登録後、ぜひ、当制度をご活用下さいませ。

尚、会費などは今後も一切かかることはございません。
ご安心してご利用下さい。

当ポイント制度は、お客様のお声のうち、特にご要望が多く、
ご満足いただけるサービス提供の一環として導入いたしました。

ご意見いただきましたお客様へこの場をお借りして御礼申し上げます。


詳しい内容につきましてはこちら >> 伊勢宮ポイント制度について

姫川薬石でおつくりしたブレスレット発売。


「姫川薬石(ひめかわやくせき)」という糸魚川の石でおつくりした、
ブレスレットです。

姫川(ひめかわ)は、新潟県糸魚川市を流れ日本海に注ぐ河川です。
水質のよい河川としても名高く、伊勢を流れる宮川などとともに毎年、全国上位にランキングされており、全国一位にも何度か輝いております。

また、翡翠(ひすい)の産地としても有名なこの地より、その翡翠と共に「姫川薬石」というラジウム鉱石をご紹介いたします。

既に知る人ぞ知るといいますか、話題の石となっております。

その理由は「姫川薬石」は、あることから身を守る効果があるとして、最近、特に注目されるようになりました。

当店では、その姫川薬石を肌身離さず、身につけておけるブレスレットとしてご用意させていただきました。

ひとつ、ひとつ、全て一点もので、希少性の高いものとなっております。
詳しくは、こちらをご覧下さい。

【特別企画】結果の発表

本日【特別企画】の正解者の中から抽選により、
ご当選された10名の方へ個別にご連絡させていただきました。


ご応募いただいた方はtwitterのDMをチェックしてみて下さい。
残念ながら当選に至らなかった皆様もご参加ありがとうございました。
また次の機会のご応募を心よりお待ちしております。

さて、その際の解答を発表します。

【問題】:神社数が一番多い都道府県はどこか?
【答え】:新潟県


田がひろがる地に、突如こんもりと茂った森がある、
そこは、ほぼ神社であることが多いですね。
日本昔ばなしで見覚えがある方も多いのではないでしょうか。

里山文化の典型として集落ができ、神社を形成していったのでしょう。
米どころの五穀豊穣をお護りしてきたと云ってもよいかもしれません。

正解以外に多かった回答が「三重県」でした。
やはり伊勢神宮があることで多いと予想されたのだと思います。

せっかくなので、文化庁 文化部 宗教課で数字を教えて頂きました。
ご興味ある方は参考にしてみて下さい。

全国神道系宗教団体の日本の「神社」の総数は 81,238
(※当数字は布教所、教会、その他は含まない数)

都道府県別[神社」総数上位5傑


1位:新潟県 4,777
2位:兵庫県 3,860
3位:福岡県 3,421
4位:愛知県 3,364
5位:岐阜県 3,284

因みに三重県は 846と少ないんです。
一番少ないのは、沖縄県で 13でした。

最新版 『宗教年鑑:平成21年版』より

立夏

現在の二十四節気は「立夏」です。

       「夏の立つがゆえ也」
                       :暦便覧

去る五月二日が、立春から数えて「八十八夜」、本日は「立夏」です。

「惜春(せきしゅん)のみぎり」,「薫風(くんぷう)のみぎり」等が
この皐月の手紙の季語として使われます。

挨拶する上での言葉あそびとして、風情のある言葉ですね。
口語調の「風薫る五月」とするとよく耳にいたします。

さて、この五月と八月の年に二回、伊勢神宮内宮内の
風の神を祭る別宮「風日祈宮」にて風雨の害なく作物が育つようにと、
来る五月十四日「風日祈祭(かざひのみさい)」が執り行われます。

またこの祈念祭にちなんだ「風の市」が伊勢の門前町のおかげ横丁にて
5月14日(土)〜5月22日(日)開かれるそうです。

今年の電力不足が懸念される夏に向け、日本人の暮らしの知恵として
つくられた「風をたのしむ」ものをみつけて、電気頼りの日本の夏を
もう一度、見つめ直すいい機会になるかもしれません。

ぜひおでかけください。

特別企画ご参加への御礼

たくさんのご応募いただき、こゝろより御礼申し上げます。

昨日をもちまして、〈特別企画〉への応募受付が無事終了致しました。

急遽企画したものにも関わらず、予想より多くの方々がご参加下さり、
できる範囲で喜んで頂くことが少しはできたかなと思っております。

また、はじめての参加型の企画でしたので、
この機会を通じて学んだこともたくさんありました。

その一つとして、応募の仕方がtwitterという公の場でしたので、
@isemiya_を付けての応募よりDM(ダイレクト・メッセージ)でも可と
した後の方が、応募が増えました。

それが意味するところ考慮した上で、また次の機会があればそちらに
活かしていければと思う次第です。

また、応募と同時にお声掛け下さった方々にもこの場を通じて、
御礼申し上げます。

そのお言葉を通じて、こちらが励まされたことも何度かありました。
みなさまのあたたかいお支え、本当にありがとうございました。

今後とも宜しくお願い致します。

穀雨 +〈特別企画〉

現在の二十四節気は「穀雨」です。

      「春雨降りて百穀を生化すれば也
                         :暦便覧

百穀=(様々な穀物)を育てる土壌を春雨が潤し、生長を助けるという時期になります。

桜も散り4月の半ばという頃にも関わらず、こちら伊勢でも、
ここ二、三日まだ暖房が欠かせない程、肌寒い日が続いております。
「春」というよりもこれから寒くなってゆく秋口のような気配です。

そんな天候がまだ安定しない時期ではありますが、
数日前の小春日和が続いた頃から、ちらほらと田植えの光景を見かけるようになりました。
今年も変わらず始まったかと、今年は尚さら感慨深くさえ感じます。

伊勢は平野が広がり、宮川という奇麗な水資源もあることから、稲作も盛んに行われております。

この稲作文化と神事の関係は言うに及びませんが、


【特別企画】    問題:神社数が一番多い都道府県はどこか?


回答をtwitter @isemiya_にて4月30日まで受付し、
正解者の中から抽選で10名様に
【伊勢宮の盛塩】『盛塩 固め器 擬宝珠型 小 盛り塩皿セット』
無料にてご提供させて頂きます。

@isemiya_を前につけて、答えをツイートしてみて下さい。

当選者様へは、5月上旬にこちらからtwitter上でご返信致します。

盛塩固め器の商品詳細はこちらです。
http://www.isemiya.com/products/list.php?category_id=129

 
少しでも明るい話題がご提供できればと、
つまらないものですが、急遽企画いたしました。

お気軽にご参加いただければ幸いです。
皆様のご参加お待ちしております。

意思を受け継ぐ神棚

先日、当店にてご購入いただいたお客様のエピソードです。

ある若い奥様からお問い合わせのお電話をいただきました。

「神棚を買うのは、初めてで正直、それ程、信心深くもないけど、
 結婚して家を新築するにあたって、小さくてもいいから神棚を、
 お祀りしようかと思いまして。」というご相談でした。

さらに、お話をさせていただいてると、

「母が、毎朝炊いたご飯やお水をお供えしていたのを覚えていて、
 自分も母のようにできるかわからないけど、家をあたらしくするに
 あたって心の落ち着く場所になるかと思って。」
 とおっしゃっておりました。

言葉ではなく日々の行動で示しておられたお母様の意思は、
娘さんの記憶にきちんと残っており、それを今度は受け継いでいく
という意思で、この一本の電話を頂けるきっかけとなったわけです。

家族という小さな集合体の中で、こうして文化が古びることなく
受け継がれていくのだなと、こちらとしてもとても心が洗われました。

今回取り上げたお客様に限らず、それぞれのお客様にとりましても、
百人百様のストーリーがあるかと思います。

利便性が高まる文明の進歩のなかで、
変わらない人としての“心の感度”は、損なうことなく
世界に誇れる固有の文化継承のお手伝いができれば幸いです。
「気負うことなく、また次へ。」

今後もお気軽にお問い合わせ下さいませ。

神具の地、伊勢の神棚神具専門店 伊勢宮
 

清明

現在の二十四節気は「清明」です。

万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり也
                           :暦便覧

清明」は「瞭」の略といわれております。

先の春分の頃より、文字通り、日に日に明るさが増し、
清らかで、すがすがしい日が、徐々に増えてきました。

街を走っていますと、突然、あざやかな桜色が目に飛びこんできて
しばし、時を忘れてしまいそうになります。

伊勢神宮周辺の五十鈴川ほとり、宮川周辺の桜も、開花しはじめ、
満開まで、もうあと少しといったところです。

幾度かの、窮地から復興できたのも日本人の精神性もさることながら、
この日本の美しく表情豊かな自然に助けられてもいるのでしょうね。

生命の尊さ、儚さを、より感じさせてくれる桜が、
今年はより一層強く見える。

がんばろう、日本。
  

春分

現在の二十四節気は「春分」です。

      「日天の中を行て昼夜等分の時也」
                         :暦便覧

平成二十三年三月十一日、この日が忘れられない日となり、
この度の春分は今までで一番悲しく切ない春分となりました。

この頃から昼と夜がほぼ同時間となり、停電による暗く長い夜も、
日に日に昼間の時間が長くなってくるようです。

しかし、暑さ寒さも彼岸までといわれ、今、被災地に一番届けたいものが暖かい春であるにもかかわらず、今年の天候は余りにも酷と言わざるを得ない、寒さが身にしみる春分であります。

そんな被災者の方に対しまして、お悔やみ、お見舞い申し上げることは
心からの悲しみを歯をくいしばって発する言葉ではあるのでしょうが、
この現実を受け止め切れない悔しい気持ちを表現する言葉が他にない
ものかと、もどかしく、歯がゆい気持ちでいっぱいです。

非力ではございますが、私共にできることでお手伝いさせていただき、
一日でも早く一人でも多くの方の穏やかな暮らしが戻ってくることを
心よりお祈り申し上げます。

被災地の方の本当の意味での「春」が早くやってきますように。

啓蟄

現在の節気は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。

 「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ずれば也」

                          :暦便覧

六日より、第三の節気である「啓蟄」に入りました。
「啓」はひらく、「蟄」は、虫などの生物が冬籠りすることで、
冬眠からあけ、活動がはじまるというわけです。

この節は、まさに『兆し』。


寒かった長い冬から春の兆しとして目にあらわれてくる時期ですね。

『兆し』という言葉は個人的にも好きなことばで、あたらしい何かが、
始まる予感、気配。

この節から次の春分に向け、年度末から、新年度を迎える準備期です。
当店のお客様もあらたな新生活を迎える方からのご注文を多く頂いており、日々慌ただしくさせていただいております。

日本の文化はまさに節目を大事した文化です。
その為、多くの節目、節目がありますが、自分なりの節目を決め、そこからあらたな「兆し」を掴んでいただければ、今より少し稔りある生活になるのではないでしょうか。

その兆しを自分にもなぞらえ、今後の励みにしていく所存です。
忙しさにかまけ頻度が落ちてるブログやツイッターを「停滞の兆し」と言われないよう、時間を上手く使っていかなくてはいけませんね。

それでは、みなさまのあたらしい兆しが、よい兆しとなりますように。
  

雨水

本日は二十四節気の「雨水」です。

   「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」

                        :暦便覧

“七十二候”という二十四節気をさらに3つに分けた表し方があります。
その「立春」の末候は、『魚上氷』(割れた氷の間から魚が飛び出る)

この言葉に重なるかのように、
「雨水」は、西洋占星術『 うお座(双魚宮)』の始まりでもあります。

「立春」という花形の陰に隠れた「雨水」と、
       とくに明るい星もなく、神話自体も曖昧な「魚座」。

どちらも滋味な存在ですが、このふたつが “水の関係” でつながっていることだけでも覚えてもらえれば、幸いに思います。
(そうお伝えしたくなるのも僭越ながら私の誕生期でもあるからです)

先日の日本列島を覆った大雪によって、通常、雪がないこの地域でも
この暦の「雪は雨になり、積もった氷雪も水になる」という感覚を、
にわかにではありますが得ることができました。

二十四節気は、現在の日本の季節とは若干づれがあることもあって、
「立春といえども、」というように、その“づれ”を強調するような挨拶が例年されますが、今年は偶然にも天候が、暦に合わせてくれているようで、毎節楽しみにしております。

この節は西洋占星術まで持ち出して若干、贔屓目の節になりましたが、
この期に息吹く、新たな若芽を育て、この一年を私自身、成長させていければと思っております。
  

御頭神事 獅子舞奉納

伊勢白景色 外宮


平成二十三年 二月 十一日(金) 建国記念日

この日、伊勢にもまとまった雪が降り、伊勢神宮も雪化粧。
  建国祭にふさわしい特別な日となりました。

ー 豊受大神宮 (外宮)ー

立春

本日は二十四節気の「立春」です。

       「春の気立つをもって也」
                     :暦便覧
はじまりです。

昨日の節分は、みなさまはどのように過ごされたでしょうか。
節分に限らず、思ひ思ひの日本の伝統行事を、これからも楽しんでいただけたらと思います。

今年の立春は、「新年立春」で旧暦の一月二日になりますね。
この春という暦通り、こんなにあたたかな立春は本当に珍しいです。


さて、お正月に今年の新たな決意をしてからひと月が、経ちました。

きっと今、その決意が緩んでしまった方が多いのではないでしょうか。
何を隠そう、私もそのひとりであるからです。

この立春を新たなはじまりとして、再スタートをきるならまだ間に合いそうな気もしますよね。

その点でも、節目が十二ヶ月の倍である二十四節気では、その節気の自然の移り変わりを見つめるだけでなく、自分自身を見つめ直すのにも、役に立つものと言えるかもしれません。

今年のはじめに、新春企画としてご提案させていただいた
『まずは「毎月1日」に盛り塩をするという習慣』 を、はじめていただく方が、ここのところ増えてきており、その方なりに「1日と15日」にするなど、楽しんで実践なさっていただいて、たいへん喜ばしいことであります。

こういった日頃の決まり事、ルーティンワークの大切さは、伊勢神宮をはじめとする神道の基本となるもので、だらだらしてしまいがちな日常にリズムをもたらしてくれます。

何かひとつでも今年できた達成感を掴むと、次の年にも活かされます。

私自身も、「今年の暮れに後悔だけはしないという」目標だけは、
もう一度立てた方が良いかもしれません。
  

節分

福は内、福は内。

一月の中旬から『節分へ』向けた動きで忙しくさせていただきました。

本日、ようやくその当日を無事迎える事が出来、また、多くの方々に『伊勢宮の節分飾り』を喜んで頂いたことが、この度の一番の収穫ではないかと思います。

お求めいただいた方、並びに、ご興味を持って頂いた方にも、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

当店の節分飾りは、熊野にゆかりがあり、長い間大切にされてきた鬼面をあしらっておりますので、「鬼は外」とはどうしても言えませんね。

どちらかといえば、鬼さんに守られてる感じですので、

『福は内、福は内』

今宵はみなさまそれぞれの、立春前夜祭である節分祭を楽しんでいただければと願うばかりです。

朔日参り 如月



『朔日』とは、“月立ち”(つきたち)が転じて「ついたち」となった
言葉で、美しい日本語のうちのひとつではないかと思います。


本日の朔日参りは、早朝からとはいかず、午前中の合間をぬって御参りさせていただきました。

当然まだまだ寒さの残る時期で、2月の別名「如月」は「衣更着(きさらぎ)」とも表し、衣(衣服)を更に着る月だとも言われております。

ですが、少しづつ春に向かっていく陽の光を感じられるようになってきており、神宮の森の木漏れ日がとても奇麗でした。

そんな風に感じていたせいか、森の木々、光と影が中心の写真ですが、それだけで十分ではないかという程、美しい神域をまたあらためて感じる事ができました。

今回は、内宮ご正宮より荒祭宮へつづく順路を写真にして辿りました。
お楽しみいただければ、幸いにおもいます。

節分へ向け 三、

日本の歳時を楽しむ。  
 
伊勢内宮前おかげ横丁『節分の市』にて好評発売中。(1/22〜2/3まで) 



前回、『節分へ向け 二、』にて那智黒石に出会ったところまで、お話させてもらいました。

熊野にある那智黒石職人さんの工房にお邪魔して、色々とお話を伺いました。そしてその帰りに偶然、おみやげとして頂いたのが、この節分飾りの原型となるものでした。

最初に見た印象から、時代が一周した感覚というのでしょうか、「古くて逆に新しい」何かを感じ、これは、面白いかもしれないなと家族や、関係者の方々と改良を重ねていき、今のこのかたちとなりました。

この鬼面は今の職人さんの先代にあたる方が、彫られたものだそうで、およそ40〜50年くらいの歴史があるそうです。

その熊野の一部の地域にしかなかったものを、伊勢に持ち帰り、再提示できたことで、多くの方の手に取ってもらえるきっかけとなり、そしてよろこびの声が聞けることが何よりもうれしいです。

『熊野古道伊勢路』に沿う道を何度となく往復しましたが、こうして実を結ぶことができ、信じてやってきた甲斐がありました。


“伊勢と熊野 二つの磁場が出会った節分飾りはいかがでしょうか”
   
詳しくはこちらをご覧下さい。


節分へ向け 二、

節分へ向けた準備が整いました。

前回『節分へ 一、』で少しご紹介した節分へ向けた企画の準備を進めておりましたが、そのお披露目が出来ることを本当に嬉しく思います。


この黒の鬼面が那智黒石の成型品になります。

この準備期間は長く、昨年のお正月明け頃から始まっております。
事の発端は、簡単に申し上げますと、「地域資源・伝統技術をもっと活かしていきたい」 ということから、近郊のあらゆるところを見学させてもらいました。

その中で出会ったのが、この三重の伝統工芸品でもある那智黒石です。
この黒石は、三重県熊野市神川町でしか採れないという貴重なもので、硯(すずり)や囲碁の碁石として有名です。那智黒飴はこの石を模したおみやげとしてご存知の方も多いかと思います。

つづきはまた次回にいたします。

日本の歳時を楽しむ。
“伊勢と熊野 二つの磁場が出会った節分飾りはいかがでしょうか”
詳しくはこちらをご覧下さい。

伊勢内宮前おかげ横丁『節分の市』にて好評発売中。(1/22〜2/3まで)  
  

大寒

本日は二十四節気の「大寒」です。

「冷ゆることの至りて甚だしきとなればなり」
                     :暦便覧

「大寒」は二十四節気の最終節でもあり、寒さが最も厳しい時季です。
「小寒」では「寒の入り」とあらわしますが、
この「大寒」は最も寒い一日だけ指し、本日がそれにあたります。

近年、暖冬が続いたせいもあってか、今年は身をもって「寒を感じる」年になっております。

この時季の最後には「立春」を迎える前日の「節分」があります。
季節を分ける節目であり、「立春」を一年のはじまりとする二十四節気での大晦日といったところでしょうか。

予報では今月末にまた新たな寒波がやってくるそうですが、この寒波を乗り切って縁起よく、明るい「立春」を迎えたいものですね。


歌会始の儀

昨日、一月十四日 皇居・宮殿「松の間」にて恒例の
「歌会始の儀」が執り行われました。

平成二十三年のお題は『葉』。

そのなかで、高円宮妃久子さまがお詠みになった、

 「新年(にひどし)に
        めでだく飾る楪(ゆづりは)の
                葉に若きらの夢たくしたり」


この歌にある楪(ゆづりは)は、ご存知の方も多いかと思いますが、
少し補足しますと、この葉は、「譲り葉」との名もあり、
若葉が育つにつれ、古葉がそれを、ゆずるように落葉することから
その名がついております。

一家の子孫繁栄を象徴することから、お正月飾りなどに用いられます。
「伊勢のしめ縄」にも、このゆずり葉は、なくてはならないものです。

この歌に込められたおもひのままに、託されたこれからの世代に何が
できるのか。それは、このゆずり葉のように、次の世代へ夢を託せる
今をつくることでもあります。

来年、平成二十四年のお題は『岸』。

この閉塞感が漂う中を彷徨う、今の社会から辿り着くべき岸辺を
探す旅であるかのように。

この歌会の儀を以て一連の年始行事を終えます。

節分へ向け 一、

節分へ向けたあらたな企画を立ち上げております。

この節分は宮中の年中行事の一つでもあった程で、
今では誰もが知ってる民間行事の一つにもなりました。
この行事の歴史は古く、平安時代には行われていたそうです。

「節分」とは読んで字の如く「季 ける」です 。
本来は、立春・立夏・立秋・立冬の各前日の事をさすのですが、
節分というと、この2月4日の立春前日を指すようになりました。

その節分へ向けたあらたな企画を立ち上げ、
日本の風習、工芸等をを活かし、後の世代に伝えていきたいと
考えております。

詳しい内容は、数日中にお知らせ致します。

風日祈宮へ